こんにちは!今回は楽天モバイルのホームルーター「Rakuten Turbo(楽天ターボ)」について、実際に使ってみた体験をもとに詳しくレビューしていきます。
「工事不要のネット回線が欲しい」「楽天ユーザーだから楽天のホームルーターはお得かな?」と考えている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、楽天ターボは一般ユーザーにはあまりおすすめできません。ただし、特定の条件下では選択肢の1つになり得ます。
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【要約】楽天ターボの評判ポイント3つ
- ✅ 月額料金は6ヶ月間0円だが、その後は割高に
- ✅ 通信速度は一般利用なら問題なし
- ✅ エリアが狭く、5G接続が不安定
実際に使ってみた!楽天ターボのメリット・デメリット
私は実際に3ヶ月間、都内のマンションで楽天ターボを使用してみました。その経験も踏まえて、メリット・デメリットを解説していきます。
メリット①:6ヶ月間の月額料金が0円
最大のメリットは、初期の月額料金が0円になることです。ただし注意点として:
- 7ヶ月目以降は月額4,840円と割高に
- 端末代41,580円は別途必要
- 事務手数料3,300円も必要
メリット②:楽天経済圏ならポイントが貯まる
楽天ユーザーにとってはポイント面でメリットがあります:
- 楽天市場での買い物がポイント2倍
- 支払いに楽天ポイントが使える
- 楽天モバイルとセットで20,000ポイント還元
実際の1ヶ月の支払い例(7ヶ月目以降)
- 月額料金:4,840円
- 端末代分割払い(24回):1,732円
- 合計:6,572円
デメリット①:通信エリアが狭い
最大の課題は通信エリアの狭さです。私の体験では:
- マンションの7階では4G接続のみ
- 窓際に置かないと速度が出ない
- 天気や時間帯で通信が不安定に
特に5G回線については、エリアマップで対応となっている場所でも実際には接続できないケースが多いようです。
契約前に必ず対応エリアをチェック!マンションの上層階の方は特に注意が必要です。
デメリット②:料金が割高
6ヶ月間は0円で使えますが、その後の料金を考えると実は割高です。3年間使用した場合の総額を比較してみましょう:
サービス | 3年間の総額 |
---|---|
楽天ターボ | 190,080円 |
ソフトバンクエアー | 138,996円 |
ドコモhome 5G | 182,050円 |
実測値で見る通信速度
都内で実際に測定した速度は以下の通りでした:
- 平日昼:下り134.3Mbps / 上り49.7Mbps
- 平日夜:下り88.1Mbps / 上り45.0Mbps
- 週末昼:下り146.0Mbps / 上り55.3Mbps
- 週末夜:下り117.0Mbps / 上り53.0Mbps
一般的な用途(動画視聴、SNS、Web閲覧など)であれば十分な速度は出ています。ただし、オンラインゲームや大容量ファイルのダウンロードでは物足りなさを感じることも。
こんな使い方なら問題なし
- YouTube視聴(HD画質まで)
- Zoom会議(4人程度まで)
- SNSの利用
- Webブラウジング
実際の使用シーン別レビュー
①複数人での同時接続テスト
4人家族を想定して、以下の同時接続テストを実施してみました:
テスト環境
- 設置場所:6畳間の窓際
- 接続機器:スマホ2台、ノートPC1台、タブレット1台
- 利用内容:YouTube、Zoom、Web閲覧、SNS
結果として:
- 3台までの同時接続は特に問題なし
- 4台同時だと若干の遅延を感じる
- 夜間(20-22時)は更に遅くなる傾向
実際の体験談
「親がZoom会議中に子どもたちがYouTubeを見ても、それほどストレスは感じませんでした。ただし、全員がヘビーに使う時間帯は要注意です。」
②動画配信サービス別の視聴テスト
主要な動画配信サービスでの視聴テストを実施:
サービス | 画質 | 視聴体験 |
---|---|---|
YouTube | 1080p | ほぼ問題なし ピーク時に若干のバッファリング |
Netflix | HD | 安定して視聴可能 4K視聴は非推奨 |
Amazon Prime Video | HD | 概ね良好 起動時に少し時間がかかる |
ABEMA | HD | ライブ配信で多少の遅延あり |
③オンラインゲーム検証
人気のオンラインゲームで接続テストを実施しました:
テスト結果
- ApexLegends:ping値70-90ms、プレイ可能だが若干のラグあり
- フォートナイト:ping値60-80ms、許容範囲内
- 原神:ロード時間が長め、プレイ中は安定
FPSゲームなど、反応速度が重要なゲームには不向きと言えます。カジュアルゲーマーなら許容できる範囲かもしれませんが、ガチ勢には別の回線をおすすめします。
設置場所による速度変化を検証
同じ部屋内でも、設置場所によって速度が大きく変わることがわかりました:
設置場所 | 下り速度 | 上り速度 |
---|---|---|
窓際(カーテン開) | 134Mbps | 49Mbps |
窓際(カーテン閉) | 98Mbps | 35Mbps |
部屋の中央 | 76Mbps | 28Mbps |
廊下側 | 45Mbps | 15Mbps |
最適な設置場所のポイント
- できるだけ窓際に設置
- カーテンやブラインドは開けておく
- 金属製の家具から離す
- 電子レンジなどの電化製品から離す
通信速度が遅いときの対処法
実際に試して効果のあった対処法を紹介します:
①設定の最適化
- Wi-Fiチャンネルの変更
- 混雑の少ないチャンネルに変更
- 2.4GHz帯より5GHz帯を優先
- 電波干渉の軽減
- 近くの電化製品を移動
- 金属製品との距離を確保
②メンテナンス方法
- 定期的な再起動
- 週1回程度の再起動を推奨
- 深夜など通信の少ない時間帯に実施
- ファームウェアの更新
- 自動更新の設定を確認
- 管理画面から最新版をチェック
料金の節約テクニック
楽天ターボを少しでもお得に使うためのテクニックを紹介します:
①ポイント還元率を最大化
楽天ポイント獲得方法
- SPUの活用
- 楽天カード支払い:+1倍
- 楽天モバイル利用:+4倍
- 楽天ターボ利用:+2倍
- キャンペーン利用
- スーパーDEALの活用
- ポイントアップデーの利用
②支払い方法の工夫
以下の支払い方法を組み合わせることで、実質的な負担を軽減できます:
- 楽天カード払いでポイント獲得
- 貯まったポイントで支払い相殺
- 端末代金の分割払い活用
支払い例(月額料金4,840円の場合)
- 楽天カード払いで48ポイント獲得
- SPU7倍で336ポイント獲得
- 実質支払額:4,504円
楽天ターボはこんな人におすすめ
以下の条件に当てはまる方は、検討の価値があります:
- 楽天経済圏のヘビーユーザー
- 楽天市場で月19,000円以上使う
- 楽天モバイルを利用している
- 5G対応エリア内の戸建てに住んでいる
\最初の半年間お得に使うなら/
もっとおすすめのホームルーター3選
楽天ターボに不安を感じる方には、以下のサービスがおすすめです:
①ソフトバンクユーザーなら:モバレコAir
特徴:
- 端末代実質0円
- ソフトバンク回線で安定した通信
- スマホとのセット割あり(最大1,100円/月)
②通信速度重視なら:ドコモhome 5G
特徴:
- 下り最大4.2Gbpsの超高速通信
- ドコモの安定した通信網
- 端末代実質0円(36ヶ月利用時)
③auユーザーなら:GMOとくとくBB WiMAX
特徴:
- auスマホとのセット割あり
- 最大49,000円キャッシュバック
- 月額料金が安め
よくある質問
Q. レンタルはできますか?
A. 楽天ターボはレンタルプランの取り扱いがありません。端末購入が必須となります。
Q. 解約金はかかりますか?
A. 契約期間の縛りがないため、解約金は発生しません。ただし、端末の分割払いが残っている場合は継続して支払いが必要です。
Q. お試し利用はできますか?
A. お試し利用制度はありませんが、契約から8日以内であれば初期契約解除制度で解約可能です。
まとめ:楽天ターボは条件付きでおすすめ
楽天ターボは、一般ユーザーにとってはデメリットの方が大きいサービスと言えます。特に通信エリアの狭さと長期的な料金の高さが気になるポイントです。
ただし、楽天経済圏のヘビーユーザーで、対応エリア内に住んでいる方であれば、ポイント還元でお得に使える可能性があります。
まずは自宅が対応エリアかどうかをしっかり確認してから、検討してみることをおすすめします。