更新日:2025年5月2日
こんにちは!格安SIMアドバイザーのユウキです。
「ワイモバイルって実際どうなの?」「メリットとデメリットを知りたい」と思っていませんか?
この記事では、ワイモバイルの特徴や料金プラン、メリット・デメリットを徹底解説します。多くの利用者の口コミも参考にしていますので、ワイモバイルへの乗り換えを検討している方は必見です!
目次
- 1. ワイモバイルとは?基本情報
- 2. ワイモバイルの7つのメリット
- 3. ワイモバイルの5つのデメリット
- 4. 料金プラン一覧
- 5. 通信速度と速度制限について
- 6. 通話品質と通話料金
- 7. 60歳以上におすすめの特典
- 8. 実際の利用者の口コミ・評判
- 9. 他社との比較
- 10. こんな人におすすめ!
- 11. まとめ
1. ワイモバイルとは?基本情報
ワイモバイル(Y!mobile)は、ソフトバンクが提供している格安SIMブランドです。2014年のサービス開始以来、「大手キャリアほど高くなく、格安SIMほど不安定でない」中間的なポジションで人気を集めています。
ワイモバイルの特徴は、ソフトバンクの回線をそのまま利用している点です。そのため、通信品質は大手キャリアと変わらず、安定した速度とつながりやすさが魅力です。
ポイント
ワイモバイルは「サブブランド」と呼ばれ、MVNOと呼ばれる一般的な格安SIMとは少し異なります。回線はソフトバンクそのものなので、速度や安定性は大手キャリアと同等です!
また、全国に実店舗を展開しているため、対面でのサポートを受けられる点も大きな特徴です。スマホに不慣れな方や、何かあったときに店舗で相談したい方にとっては安心感があります。
2. ワイモバイルの7つのメリット
2-1. 通信速度が安定している
ワイモバイルの最大の魅力は、通信速度の安定性です。ソフトバンクの回線をそのまま使用しているため、混雑する時間帯や場所でも比較的快適に通信できます。一般的な格安SIMでは、お昼時や夕方の通勤・下校時間帯に速度が落ちることが多いですが、ワイモバイルではその心配が少ないのが特徴です。
2-2. 全国に実店舗があり対面サポートが受けられる
全国に実店舗(ワイモバイル取扱店)があるため、契約時や困ったときに直接相談できます。スマホの設定や操作に不安がある方でも、店舗スタッフがサポートしてくれるので安心です。
オンライン完結型の格安SIMだと、トラブル時に電話やチャットでのやり取りになりますが、ワイモバイルなら店舗で直接相談できるのは大きな安心感につながります。特にスマホ初心者や高齢者の方におすすめです!
2-3. シンプルで分かりやすい料金プラン
ワイモバイルの料金プランはシンプルで分かりやすいのが特徴です。データ容量で選ぶだけなので、複雑な料金体系に悩まされることがありません。
2-4. 家族割引が充実している
家族で複数回線を契約すると、1回線あたり最大1,100円の割引が適用されます。家族みんなでワイモバイルに乗り換えることで、さらにお得に利用できます。
2-5. ソフトバンク光とのセット割がある
ソフトバンク光やソフトバンクエアーとセットで契約すると、「おうち割 光セット(A)」が適用され、スマホの月額料金が最大1,100円割引になります。
2-6. 60歳以上の方は通話料金がお得
契約時の使用者年齢が60歳以上の方は、国内通話がかけ放題の「スーパーだれとでも定額+」の月額料金が1,100円割引になる特典があります。高齢者の方にとって非常にお得なサービスです。
2-7. LYPプレミアムが無料で使える
LINE、Yahoo!、PayPayの特典が受けられる「LYPプレミアム」が無料で利用できます。Yahoo!ショッピングでのポイント還元率アップやPayPayでのお得な特典など、日常生活でお得に利用できるサービスが充実しています。
ワイモバイルの7大メリットまとめ
- 通信速度が安定している
- 全国に実店舗があり対面サポートが受けられる
- シンプルで分かりやすい料金プラン
- 家族割引が充実している
- ソフトバンク光とのセット割がある
- 60歳以上の方は通話料金がお得
- LYPプレミアムが無料で使える
3. ワイモバイルの5つのデメリット
3-1. 格安SIMとしては料金が高め
ワイモバイルは一般的な格安SIM(MVNO)と比較すると、月額料金が高めです。例えば、4GBプラン(シンプル2 S)の場合、月額2,365円(税込)かかります。これは他の格安SIMブランドと比べると割高な傾向にあります。
料金だけで見ると確かに高めですが、通信品質や店舗サポートなどのサービス面も含めた総合的な価値で判断する必要があります。料金の安さだけを求めるならもっと安い格安SIMもありますよ!
3-2. 割引がないと割高になりやすい
ワイモバイルは「おうち割」や「家族割」などの割引を適用しないと、割高に感じる料金設定になっています。これらの割引を活用できない単身者などは、コスパが下がる可能性があります。
3-3. 料金プランの選択肢が少ない
ワイモバイルの料金プランは「シンプル2 S/M/L」の3種類しかなく、選択肢が少ないのがデメリットです。より細かくデータ容量を選びたい場合や、特殊なニーズに合わせた料金プランを探している方には物足りないかもしれません。
3-4. 無制限の使い放題プランがない
大容量のデータ通信を利用したい方にとって、無制限プランがない点はデメリットです。最大でも「シンプル2 L」の35GB(または40GB)までとなっています。
3-5. 2段階の通信制限がある
ワイモバイルでは、データ容量を使い切ると2段階の速度制限がかかります。例えば「シンプル2 S」の場合、4GB~6GBまでは300kbpsに制限され、6GBを超えると128kbpsのさらに遅い速度になります。
注意点
一般的な格安SIMでは速度制限時は128kbpsのみですが、ワイモバイルは2段階制のため、長期間大量にデータを使用すると極端に遅くなる可能性があります。
ワイモバイルの5大デメリットまとめ
- 格安SIMとしては料金が高め
- 割引がないと割高になりやすい
- 料金プランの選択肢が少ない
- 無制限の使い放題プランがない
- 2段階の通信制限がある
4. 料金プラン一覧
ワイモバイルの料金プランは「シンプル2 S/M/L」の3種類のみとシンプルな構成になっています。それぞれのプランの特徴や料金を見ていきましょう。
プラン名 | データ容量 | 月額料金 | 家族割適用時 | おうち割適用時 |
---|---|---|---|---|
シンプル2 S | 4GB (6GB) | 2,365円 | 1,265円 | 1,265円 |
シンプル2 M | 30GB (35GB) | 4,015円 | 2,915円 | 2,915円 |
シンプル2 L | 35GB (40GB) | 5,115円 | 4,015円 | 4,015円 |
※( )内は「データ増量オプション」適用時のデータ容量。初回申込から1年間は無料。
※家族割とおうち割は併用可能で、最大で2,200円割引になります。
シンプル2 Sプランは、家族割やおうち割を適用すると1,265円になります。これは大手キャリアと比べてもかなりお得な料金設定ですね!
4-1. 通話料金はどうなる?
基本的な通話料金は22円/30秒ですが、以下の通話オプションを付けることができます。
オプション名 | 月額料金 | 60歳以上の料金 | 特徴 |
---|---|---|---|
だれとでも定額 | 1,100円 | 0円 | 1回10分以内の国内通話が何度でも無料 |
スーパーだれとでも定額+ | 1,980円 | 880円 | 国内通話が時間無制限で何度でも無料 |
特に60歳以上の方は通話料金が大幅割引されるのが大きな特徴です。通話をよく利用する高齢者の方にはかなりお得なプランと言えるでしょう。 60歳以上のお得な特典を見る
5. 通信速度と速度制限について
ワイモバイルの通信速度は格安SIMの中ではトップクラスに安定していると評価されています。ソフトバンクの回線をそのまま使用しているため、大手キャリアと同等の速度が期待できます。
5-1. 通常時の通信速度の目安
平均的な通信速度は以下の通りです:
- ダウンロード速度:20〜50Mbps(場所や時間帯による)
- アップロード速度:5〜20Mbps(場所や時間帯による)
数字だけ見るとわかりにくいかもしれませんが、20Mbps以上あれば動画視聴やSNSなどの一般的な使い方では全く問題ありません。YouTube動画なら5Mbpsあれば十分快適に視聴できますよ!
5-2. 速度制限の仕組み
ワイモバイルの特徴的な点として、2段階の速度制限があります。プランごとのデータ容量を超えると、以下のように通信速度が制限されます。
プラン | 1段階目の制限 | 2段階目の制限 |
---|---|---|
シンプル2 S | 4GB〜6GB:300kbps | 6GB超:128kbps |
シンプル2 M | 30GB〜35GB:1Mbps | 35GB超:128kbps |
シンプル2 L | 35GB〜40GB:1Mbps | 40GB超:128kbps |
1段階目の速度制限では、シンプル2 Sは300kbps、シンプル2 M/Lでは1Mbpsに制限されます。1Mbpsあれば標準画質のYouTubeを視聴することも可能ですが、300kbpsではテキストや画像中心のWebサイト閲覧がメインとなります。
注意点
2段階目の128kbpsになると、ほとんどのアプリやWebサイトの利用が難しくなります。テキストメッセージ程度しか快適に使えないと考えておきましょう。
5-3. 速度制限の解除方法
速度制限を解除するには、追加データを購入する必要があります。
- 追加データ:0.5GBあたり550円
My Y!mobileアプリやWebサイトから簡単に購入できます。
6. 通話品質と通話料金
ワイモバイルの通話品質は大手キャリアと同等です。ソフトバンクの回線をそのまま使用しているため、格安SIMで懸念されるような通話品質の低下はありません。
6-1. VoLTE(HD+)対応で高音質通話
対応機種であれば、VoLTE(HD+)による高音質通話が可能です。従来の音声通話ではカットされていた高音域の音声成分を含むため、音がこもらずクリアで聞き取りやすい通話が実現します。
VoLTEは「Voice over LTE」の略で、4G LTE回線を利用した音声通話技術です。通常の3G回線での通話より音質が格段に良くなり、相手の声がはっきり聞こえるようになります。特に高齢者の方には嬉しい機能ですね!
6-2. 通話料金オプション
ワイモバイルの通話料金オプションは以下の2種類があります。
オプション名 | 月額料金 | 内容 |
---|---|---|
だれとでも定額 | 1,100円 | 1回10分以内の国内通話が何度でも無料 |
スーパーだれとでも定額+ | 1,980円 | 国内通話が時間無制限で何度でも無料 |
通話をよく利用する方は、これらのオプションを付けることで通話料金を大幅に節約できます。特に、60歳以上の方は「スーパーだれとでも定額+」が1,100円割引されて月額880円で利用できるので、通話をよくする高齢者の方には非常におすすめです。
7. 60歳以上におすすめの特典
ワイモバイルは60歳以上の方向けに特別な割引特典を用意しています。これは他社にはない大きな特徴の一つです。
60歳以上 通話ずーっと割引キャンペーン
契約時の使用者年齢が60歳以上で「シンプル2 S/M/L」にご加入いただくと、「スーパーだれとでも定額+」(お申し込み必要)の月額料1,980円が1,100円割引され、月額880円でご利用いただけます。
通常の「スーパーだれとでも定額+」は月額1,980円かかりますが、60歳以上の方は880円で国内通話が時間無制限で何度でも無料になります。通話をよくする高齢者の方にとっては、非常にお得なサービスです。
祖父母や両親がスマホデビューするなら、ワイモバイルは本当におすすめですよ!通話料金を気にせず好きなだけ話せるので、高齢者の方のコミュニケーション手段として最適です。
7-1. 申し込み条件
- 契約時の使用者年齢が60歳以上であること
- 「シンプル2 S/M/L」のいずれかに加入すること
- 「スーパーだれとでも定額+」にお申し込みすること
年齢確認のため、契約時に運転免許証などの年齢を証明できる書類が必要です。また、一度適用されると永年割引となるので、継続して割引が適用されます。 60歳以上の特典を詳しく見る
8. 実際の利用者の口コミ・評判
実際にワイモバイルを利用している方の口コミを見ていきましょう。メリットとデメリットの両面から客観的に評価していきます。
8-1. 良い評判・口コミ
★★★★★
40代男性
大手キャリアから乗り換えて月額料金が半額になりました。通信速度も全く問題なく、家族割も適用されてさらにお得に。キャリアを変えたことを後悔していません。
★★★★☆
30代女性
低速モードでもYouTubeが見れるのが驚き!データ容量を気にせず使えるようになって快適です。ソフトバンク光とのセット割も適用されているので、月額料金もリーズナブル。
★★★★★
65歳男性
60歳以上の通話割引で、孫や子供と好きなだけ話せるようになりました。店舗でのサポートも親切で、スマホの使い方も丁寧に教えてもらえて満足しています。
8-2. 悪い評判・口コミ
★★☆☆☆
20代男性
他の格安SIMと比べると料金が高く感じる。特に割引がないと正直割高。通信速度は確かに安定していますが、それだけの価値があるかは疑問です。
★★★☆☆
50代女性
場所によっては電波が繋がりにくいことがあります。建物の中や山間部では注意が必要です。また、カスタマーサポートの電話が繋がりにくいのが難点。
★★☆☆☆
30代男性
データ容量を使い切ると、2段階目の速度制限が厳しすぎて実用に耐えない。128kbpsだとほとんど何もできず、追加チャージするしかなくなります。
口コミを見ると、通信品質の安定性と店舗サポートの充実を評価する声が多い一方、料金の高さと速度制限の厳しさを指摘する声も見られます。自分の使い方に合っているかどうかがポイントですね!
9. 他社との比較
ワイモバイルと他の主要な格安SIMを比較してみましょう。
項目 | ワイモバイル | 楽天モバイル | UQモバイル | ahamo |
---|---|---|---|---|
月額料金(小容量) | 2,365円(4GB) | 1,078円(3GB) | 2,365円(4GB) | 2,970円(20GB) |
通信品質 | ◎(ソフトバンク回線) | △~○(楽天回線) | ◎(au回線) | ◎(ドコモ回線) |
店舗サポート | ◎(全国展開) | ○(限定店舗) | ◎(全国展開) | △(限定的) |
家族割 | ◎(最大1,100円/回線) | × | ◎(最大1,100円/回線) | × |
60歳以上特典 | ◎(通話割引) | × | ○(限定的) | × |
各社の特徴を比較すると、ワイモバイルは通信品質と店舗サポート、家族割の充実度、60歳以上の特典において優位性があります。一方で、純粋な料金の安さを求めるなら、楽天モバイルなどの方がお得かもしれません。
「安さ」と「安心」のバランスで選ぶなら、ワイモバイルはかなり良いポジションにいると思います。特に家族で使う場合や高齢者の方には、総合的に見ておすすめできる格安SIMですね!
10. こんな人におすすめ!
これまでの内容を踏まえて、ワイモバイルがおすすめな人の特徴をまとめました。
ワイモバイルがおすすめな人
- 通信速度の安定性を重視する人
- 家族で複数回線を契約している人(家族割が適用される)
- ソフトバンク光などを利用している人(セット割が適用される)
- 60歳以上で通話をよく利用する人
- 店舗での対面サポートを希望する人
- シンプルな料金プランを好む人
- Yahoo!やPayPayのサービスをよく利用する人
ワイモバイルが向いていない人
- とにかく月額料金の安さを重視する人
- データ無制限プランを希望する人
- 単身で割引を適用できない人
- 細かくデータ容量を選びたい人
特に「安心して使いたい」「家族で使いたい」「60歳以上で通話をよく使う」という方には、ワイモバイルは非常におすすめです。 ワイモバイルの公式サイトを確認する
11. まとめ
ワイモバイルの特徴やメリット・デメリットについて詳しく解説してきました。
ワイモバイルは「大手キャリアほど高くなく、格安SIMほど不安定でない」中間的なポジションの格安SIMです。通信品質の安定性や店舗サポートの充実度、家族割引や60歳以上向けの特典など、総合的に見ると魅力的なサービスを提供しています。
一方で、他の格安SIMと比べると月額料金が高めであり、割引を適用できない場合はコスパが下がる点には注意が必要です。また、料金プランの選択肢が少なく、無制限プランがない点も考慮すべきでしょう。
最終的には、自分の利用スタイルに合ったキャリアを選ぶことが重要です。通信の安定性や店舗サポートを重視するなら、少し高くてもワイモバイルは良い選択肢となるでしょう。特に家族で利用する場合や60歳以上の方には、割引特典を活用することでコスパの良いサービスと言えます。
ワイモバイルへの乗り換えを検討している方は、ぜひ公式サイトや店舗で詳細を確認してみてください。自分の使い方に合ったプランを選んで、快適なモバイルライフを送りましょう! ワイモバイル公式サイトで詳細を確認する
※記事内の情報は2025年5月現在のものです。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
※記事内の口コミ・評判は一般的な利用者の声を参考に再構成したものです。